修善寺ステージ
獲得標高約5000mとグランツール並みの高低差。
走る前はどうなるんだと思ったけど、結局キツイコースになればペースが遅くなるだけで、今年の全日本と同じ状況だった。
作戦
チームは2人出走だったので、私は前半の動きをチェックしながら人数の多い逃げが出来たら逃げる作戦。
レース状況
スタートしてアタックが激しくかかり反応して行く。反応して少し集団内で休んだら、10人の逃げが決まってしまい、諦めて集団内で待機。
総合に関係するシマノ鈴木譲選手が逃げにのり攻める走り。
ニッポが集団をコントロールする中、アモーレビータが変わって集団コントロール。
譲選手が逃げた事で総合3位に付けてるアモーレの選手を守るべく2分差をキープしながら走る。
譲選手から総合3位までは約3分差。
レースも終盤になり、アモーレに代わってアンカーがハイペースで集団コントロールに入り、集団がバラバラになって行く。そして逃げ集団も捕まり、私にとって願っても無い展開に。
次の展開は総合3位と総合4位に付けてるアンカー選手の戦い。
ここの差は7秒差なのできわどい戦い。
4位のアンカーの選手がアタックをして行くがアモーレがスグにチェック。
総合に関係ない選手がアタックしても見逃してくれる展開。
これは優勝できるかもしれないと思いアタックがかかったらすぐ反応するようにしてると、足がピクリ・・・。
ラスト1周足が攣りそうになり、かばいながらごまかすが、ラスト3キロで完全に足が攣ってしまいストップ。
今回のTOJは修善寺を優勝したいと挑んだだけに残念。
しかし走りながら修善寺ステージは久々に楽しいと思った。チームの戦いが何展開もあり、目まぐるしく変わる展開。
日本のレースも戦えるチームが増えればいろんな展開があり楽しくなるんですがね・・・。
反省
久々に優勝できると思ったら緊張したのか、急に足がピクピクしてしまった。
日頃から真剣に優勝争いしてないと、感覚が鈍ってしまいダメですね。
岡選手も落車で遅れてリタイア。これも経験。落車して気持ちが凹でも、気持ちを落ち着かせて完走を目指さないと次のステージは走れないですから、レース中でもすぐに気持ちを切り替えられる余裕さを身に付けるのも経験。また熊野で期待したいと思います。
