実業団白浜大会
作戦
個々で成績を狙う事。スプリントが苦手な選手は積極的に逃げていく。スプリントがやりたい選手は真理のアシストをするのではなく、しっかり自分で位置取りをしてスプリントをする事。
本当ならチームプレーをしたいのだが、チームプレーをしてしまうと、アシスト選手は成績を出せなくなってしまうので、ゴール前は個々で頑張る作戦。
メンバーは平坦が得意な選手が多いので、ここでしっかり上位に食い込みたいところ。
決勝に進んだ5人。真理、小室、遠藤、高田、原川。真理はレッドジャージ、原川はホワイトジャージを着て出走。
15時過ぎスタート。前半からアタックがかかり油断はできない展開。しばらく走るとチームukyo佐藤選手とマトリックス安原選手が逃げ始める。ここにcannondaleが入れず後手になってしまう。15秒前後で逃げ続ける。ここで遠藤選手が先頭で引き始めて前を追う。
チームで追ってしまうと真理の成績しか出せなくなるので、アタックして集団を活性化させる作戦で行く。2周ぐらい断続的に真理がアタックして活性化のきっかけを作り、原川が続いてアタック。集団のペースが上がる。原川が捕まると、小室、高田がカウンターでアタック。2人のアタックは勢いが良く2人との差が一気につまり、2人を吸収。
ここからは逃げに必ず乗る事をメンバーに伝え、後手に回らないように注意する。
前半後手に回ってしった事で、後半他チームの攻撃にびんじょうする動きしかできなくなる。
逃げが決まりそうになると、アタックして反応を繰り返して、積極的に逃げようとする動きができない。
逃げが決まらないまま、ラスト1周。
ここでもチームukyoの嶌田選手が半周引きをして良い動きをしてくる。嶌田、マリウス、真理の順でラスト半周。
嶌田選手が引き終わると、斉藤選手が辻選手を引き連れて、ラスト半周を先行してくる。ナイスチームプレーでかっこよすぎる。
辻選手の後ろをマリウスと真理が取り合いになるが、落車は避けたかったので、最終コーナー手前で一気にアタックして先頭に出る。
シエルボの辻選手もカーブ手前で出てきたので、2番手でカーブを曲がる事に成功。
後はスプリントするだけ。
下総の失敗はしたくなかったので、ギアをアウタートップに入れてスプリント開始。
開始してたつもりが、あっと言う間に辻選手に行かれ横にも並べずゴール。
辻選手の加速に対応できず、パワー不足を実感。
残念。
しかしチームメイトは本当に後手に回っても良い動きで、アグレッシブに走っていてワクワクしてきました。
平坦は戦える。あとは登り強化をして何とか全戦、注目されるチーム活動をしていきたいと思います。
ゴール後、優勝できなくてチームメイト、スタッフの方々にがっかりさせてしまったかなという気持ち。
何とか優勝争いをして2位、応援してくださる皆さんに楽しんで頂けたかな?という気持ち。
レース前の辻 対 真理、マリウス?の戦いが予想されていたと思いますが、今回は辻選手に軍配があがりました。
敗者は気持ちが良いものではありませんが、これからも応援して下さる皆さんに注目して頂き、楽しんで頂ける走りをして行きたいと思います。応援ありがとうございました。
PS、cannondaleのスタッフ皆さんが今回、現地に応援にきて下さいました。レースを見て楽しんと喜んで頂けた事。しかもチームTTで優勝もできました。選手はスポンサー様に喜んで頂ける事が一番のモチベーションになります。スポンサー様に喜んで頂けて、しかも見てる方々にも喜んで頂ける。本当に幸せな事だな思います。ありがとうございました。
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